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Interview

「どうつくるか」から考え、
ゼロからモノを生み出す
やりがいがあります。

2004年入社 / 品質保証部 技術開発課

T.Y

Q.

どうして富信に入社したのですか?

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T.Y

もともとは自動車の組み立ての仕事をしていたのですが、体力的にもずっと続けていくのは厳しいと思い先のことを考えて辞めようかなと思っていました。ちょうどその頃、仲の良かった知り合いや幼なじみ、高校時代の同級生が富信で働いていることを知り、声をかけてもらったんです。工場を見学させてもらい、仕事内容にも興味を持って入社を決めました。ねじって、金属を削ってつくるか、どろどろに溶けた金属を型に流し込んでつくると思っていたので、コイル材をカットして叩いてつくると知ったときは衝撃を受けました。ねじを加工するのは機械ですが、人が金型をセッティングして調整しながら加工していくのは、職人みたいでおもしろそうだなと感じました。

Q.

現在のお仕事について教えてください!

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T.Y

入社後、12年くらい圧造の仕事を経験し、現在の技術開発課に移りました。技術開発課は課長である私を入れてメンバーは5名。主に圧造部品の設計や製品をつくるための金型の設計、新規製品の検討・立ち上げ、金型管理を業務とする部署です。圧造の技術やCADをつかった設計スキルなど幅広い能力が求められます。

Q.

どんなときにやりがいを感じますか?

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T.Y

新しい製品づくりにチャレンジし、それが形になり、図面の規格や要求事項をクリアしたとき。あるいは、圧造工程で発生した問題の原因を突き止め、解決できたときに達成感を感じます。製品づくりは図面がベースになるのですが、どのような工程でその形にするのかが腕の見せどころ。より速く、より正確に、よりキレイにつくるためにどうするかに知恵をしぼります。これまでで最も印象に残っているのは、技術開発課に配属されてすぐに担当した新製品の立ち上げの仕事。手探りのなかで多くの方に助けられ納品することができました。その製品は現在もつかわれており、立ち上げ当初は何千個という数でしたが、今は何十万個にもなっています。そのときの失敗や成功が現在の自信につながっています。

Q.

富信のどんなところに魅力を感じますか?

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T.Y

入社してよかったなと感じるのは、もしまだ前職のままだったら経験できなかったであろうさまざまなことを経験させていただけていることです。やりがいという意味では前職でも感じていたのですが、自動車の組み立てなのでスキルアップはいかに早くできるようになるか。一方、富信は「どうやってつくるか」という何もないところからモノを生み出す仕事なので、より大きなやりがいを感じています。八百津町という環境も、自分が生まれ育ったまちと似ている田舎なので過ごしやすいです。休日は子どものイベントに出かけることが多いですね。会社のサークル活動で山登りをしたり、野球をしたりもしています。

Q.

これからの目標・ビジョンを教えてください。

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T.Y

仕事をしていれば、日々何かしらの問題は起きます。でも、その問題や課題をクリアし、あるいは起きないようなモノづくりを追求し、みんなが平和に働けるようになるといいなと思っています。自分の経験や能力はそのために役立てたい。見立ての精度を上げる。金型の構造や形、寸法設定など細かい部分の改善を積み重ねて、より速く、より正確に、より良いモノをつくっていきたいです。一方で、プライベートでは近々ハーフマラソンに初挑戦するので、目標タイムは2時間10分ですが、まずは完走を目指して頑張りたいと思います。

Q.

応募者へメッセージをお願いします!

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T.Y

富信もひと昔前はいわゆる「町工場」という感じでしたが、例えば冷暖房に関しても事務所だけでなく工場内にも設置されるなど、さまざまな面においてかなり整備されてきています。品質への取り組みについても世界的な基準を満たすまでになっています。まだまだ発展途上なところや改善点はありますが、それものびしろだととらえればやりがいのある環境です。ねじだけでなく、近年は自動車部品に組み込まれるような金属製品も多く製造しているため、今後の自動車のEV(電気自動車)化が進んでも使用される部品もあり、将来性のある仕事だともいえます。

1日のスケジュール例

7:30出社
8:00始業、朝礼、業務開始
9:00CAD製図
12:00昼休憩
13:00業務再開
14:00新規製品の検討
16:00金型メーカーとの打ち合わせ
17:00終業、退社
18:00子どもの習い事の送迎、ゲームなど

2023年取材(取材当時課長、現在部長)