自分の手の感覚や技術で
製品を仕上げていく
おもしろさがあります。

A.M

学生時代はとにかく動くことが好きで、ただ体を動かすからという理由で外でのクレーンオペレーターの仕事に就いたんです。仕事自体は自分に合っていてやりがいも感じていたのですが、人間関係でストレスを感じるようになり、好きだった仕事も嫌いになってしまっていました。そんなとき、ふと気になったのが父親の勤める富信という会社。普段から「人間関係がいい」と聞いていましたし、BBQなどのイベントもあり、とにかく父親が会社に来たがっていたんです（笑）そんな父親を見ていると「自分もそこで働きたい」と思うようになり、工場見学をさせてもらうことに。そこで見た明るい工場内の雰囲気や、すれ違う人がみんなあいさつしてくれるその風土が決め手になって入社を決めました。

A.M

私が所属する圧造2Gは、線材といわれるコイル状になった金属を加工し製品のカタチにする部署です。巻かれているコイルをまっすぐにして機械にセットし、金型をやすりで削り、カットする断面がキレイになるように手の感覚に頼りながら調整していきます。「機械オペレーター」と聞くと「機械を操作しているだけ」のようなイメージが湧くかもしれませんが、実際は機械化できない100分の1mmレベルの微調整を担う重要な仕事なんです。さまざまな製品を取り扱っていますが、メインはホームセンターに並んでいるような一般的なねじ（スタンダードキャップ）の加工。私は主任を務め、自分自身も機械オペレーターとして現場に立ちながら、グループのスケジュール管理やサポートも担当しています。

A.M

製品をキレイにつくれたときは「やった！」と思います。上でも述べたように、ただ手順どおりにやればできる仕事ではなく、ひとつひとつ、微妙な調整を積み重ねることが求められる仕事です。コイルをどうセットするか。金型をどう削るか。素材によって硬さも異なるため、先輩に相談しながら実際に手を動かし、自分で感覚をつかんでいくしかありません。最初はできないことも多いですが、付きっきりで教えてくれる先輩がいますので、少しずつ技術を自分のモノにしていくことができます。おもしろいもので、同じ機械で、同じ製品を製造しているにも関わらず、作り方に「人」が出るんです。慣れてくると製品を見るだけで誰が作ったかがわかってしまいます。製品に名前が書いてあるようなものですね。機械を動かすだけではなく、自分の技術で仕上げられるのがこの仕事のおもしろさだと思います。

A.M

年齢や立場にかかわらず、コミュニケーションを取りやすいのがいいですね。機械オペレーターというと黙々と仕事をするイメージがあるかもしれませんが、同僚や先輩たちと相談しながら、休憩などでは雑談しながら取り組んでいます。時には先輩から質問や相談を受けることもあります。ものすごく謙虚ですよね。休日にはBBQをしたり、同じ趣味を持つ人たち同士で出かけたり、部活に励んだりと、部署を超えた交流があるのもいいですね。もちろん強制参加ではないため、自分が本当に興味のあることだけに参加することができるため、プライベートでも本当に仲がいいなと感じています。

A.M

入社してからずっと同じ部署で腕を磨き、主任も務めていますが、富信にはさまざまな種類の製品があるため、まだまだこれからです。担当機を持っていますが、とらわれることなく、さまざまな製品づくりにチャレンジしたいと考えています。ゆくゆくは、特殊な形状を加工する大型多段機の操作技術を習得し、マルチに活躍できる人材になりたいです。また、グループのメンバー一人ひとりがもっと考える力やスキルを身につけられるように、責任者を任命したり、誰もが難しい製品にチャレンジできるように割り振りをしたりといった環境づくりにももっと力を入れていきたいです。

A.M

自分の軸を決めて就職活動することをおすすめします。ここだけは譲れない！というものが、きっと誰にもありますよね。軸さえ決まっていれば、まわりに流されることなく理想の一社を見つけられると思います。私の場合は「人間関係」と「やりがいがあるか」でした。富信は、一人ひとりの考え方を否定することなく、より良い方法を一緒に考えてくれる会社です。そのおかげで製造未経験でも自信を持てるようになり、やりがいや達成感を感じられるまで成長することができました。特別なスキルや才能は必要ありません。もし、あなたの軸に富信が合致するなら、ぜひ来てください。みんなが手厚くサポートします。